性病にかかったかも!?潜伏期間はどれくらい?
2019年10月14日
もしも喉の痛みや違和感・下半身に膿が出る・熱を出す・性器などにできものが出てくるなどの症状がでてそれがセックスなどを行い性器が接触したことなどで起こる性病にかかったと判断されるような場合には、早めの治療を必要とします。ただ、覚えておくべきことはこうした症状が出る前に性病では潜伏期間があります。
主な性病の潜伏期間はいつからかというとまずカンジダでは、はっきりと定まっているわけではありません。元々、喉や性器などに普通に住み着いている菌であることから、症状が出るまで数年かかることもあります。
免疫力が付いている状態であれば、感染しても発症することはありません。ただ、発症しないように健康には気を遣っておくほうが良いでしょう。セックスをして性器同士か性器と喉との接触をした場合でも元々感染する確率は低いですので、特に通常においては気にすることはないともいえます。ただ、セックスをしたあとにできものみたいなものが出てきたら医師に診てもらい治療しましょう。
淋病の場合は、カンジダとはまた話は違ってきます。淋菌が感染すると、潜伏期間は1日から7日程度となっておりそれを過ぎると症状を引き起こしますので要注意です。潜伏している期間が短めであるため、気が付いたら発症して下半身から膿が出てくるなどの症状が起きることがあります。
クラミジアは、10日から20日程度の潜伏期間のあとで発症するようになります。咽喉クラミジアのほうが潜伏期間が短めなので注意しましょう。こちらの場合は1週間から2週間の潜伏期間の後で発症し、熱などを出すようになります。ただ、風邪と症状が似ているため見逃されてしまうかもしれません。
ケジラミの場合は、潜伏期は1ヶ月から2ヶ月程度と比較的長めです。しかし、早期発見で見つけることはかなり難しいと言われていますのでいつから感染したのか分からずに発症してしまうことは充分考えられます。
梅毒の場合は、感染後3週間から6週間程度の潜伏期を経て発病します。こちらも、感染しても一時的に症状が良くなることもあってこのケースでは症状の進行が見逃されやすいですので要注意です。
トリコモナスでは、感染後の潜伏期間は10日前後となっており淋病よりも長めです。ただこちらも自覚症状がないケースがみられますので、いつから移ったのか分からないまま症状が進行するケースがあることには注意します。
コンジローマの場合では感染から発症までの潜伏期間が長いことが特徴で、感染してから数週間から数か月が経過して現れます。こちらも感染していても自覚症状がないケースもあり、いつから感染したのか分からないまま発症することがあるので要注意です。
こうした性病は、潜伏期間のうちに治してしまうのが最も良いことはいえます。もしも心あたりがあるのであれば、セックスをした後に検査をできるだけ早めに受けておくようにしておいて調べてみるようにするのが良いでしょう。異常が起きる兆候を見逃さないようにすることが、性病対策や予防に効果的です。
それから、もしも性病にかかりやすい環境であるときには生活の中身を見つめなおしておくことが重要です。性病は、治ったとしても再発を繰り返すものもありますのでこれまでの生活を反省して再発防止の取り組みを行わなければなりません。
自分ひとりの問題ではなく、まわりの人にも迷惑をかけてしまうものであることを理解しておく必要はあるでしょう。性病になっても恥ずかしくて原因を引き起こすウイルスや寄生虫などがあっても潜伏している間になかなか他の人に伝えられない人はいますが、だからといって放置しても良くありません。そのため、正直に報告して感染を広げないようにすることはとても重要です。